潜伏ウイルスは重症・長期COVIDと関連

1,154人の縦断研究でウイルス再活性化が重症・長期COVIDと併存したが、再活性化が原因とは証明されていない。

✓ 検証済み 出典 Nature prospective observational study, verified against the full paper, PubMed and Crossref ⚑ COVID-19研究

60秒でわかる

1,154人のCOVID-19入院コホートで慢性ウイルス転写が多く、重症、炎症、一部の長期COVID転帰と関連した。

要点

  • 入院中の血液・気道を調べ、最長12か月追跡した前向きコホートである。
  • EBVは早期、HSV1とCMVは後期に多く、急性期の47.9%でSARS-CoV-2以外のウイルスが検出された。
  • アネロウイルス科は回復期の身体機能低下と関連したが、因果も治療利益も未検証である。

結論. 因果試験を促す強い縦断関連研究だが、長期COVIDへの routine 抗ウイルス治療の証拠ではない。

研究設計パンデミック初期の大規模入院コホート

IMPACCは2020年5月から2021年3月、米国20病院でCOVID-19入院成人1,154人を前向き追跡しました。全員が登録時未接種で、入院中から最長12か月の採取を計画しました。

1,154人入院参加者
20病院米国内の登録施設
12か月予定された縦断追跡

測定RNAが異なる時間経過を示した

鼻腔、末梢血細胞、人工呼吸患者の気道吸引液からEBV、CMV、HSV、アネロウイルス科の転写物を検出しました。EBVは早く、HSV1とCMVは遅い傾向でした。免疫細胞、サイトカイン、タンパク質、代謝物も統合しました。

EBV入院初期に1,080人中260人、24%で検出され、その後低下した。
SARS-CoV-2以外の何らかのウイルス急性期データが十分な1,148人中550人、47.9%で検出された。
HSV1とCMV後期ピークは検体別の小さい分母、特に気道吸引液に基づく。

関連重症度と炎症に伴う信号

ウイルス検出は悪い病型、炎症性サイトカイン、免疫細胞活性化、臨床転帰と関連しました。ただし重症疾患、治療、免疫異常が因果方向を交絡します。

ウイルスは原因、同乗者、指標のいずれもあり得る。この研究だけでは選べない。

長期COVIDアネロウイルスは候補指標

回復期の血液細胞でアネロウイルス科転写物が、身体機能低下群で多く見られました。年齢、性別、免疫抑制薬、急性期重症度を調整しても関連しましたが、病原性は不明で、治療標的ではなく仮説段階のバイオマーカーです。

限界現在の一般的感染とは異なる

  • 1. 入院・未接種で、主に祖先株への感染者だった。
  • 2. 回復期の脱落が長期COVID解析の検出力を下げた。
  • 3. 転写物は標的RT-qPCRより一般的でなく、解析部位は三つに限られた。
  • 4. 観察研究の調整では因果や抗ウイルス薬の利益を証明できない。

次の証拠臨床を変える条件

標的検査で時期を確認し、特定ウイルスを治療する対照試験で転帰改善を示す必要があります。それまでは長期COVIDへの routine 抗ウイルス治療や全員検査の根拠にはなりません。