Windows緊急更新、音声の未解決問題は残る
Microsoftの9月14日付臨時更新は遠隔接続、Linux仮想マシンの共有フォルダー、一部USB多チャンネル音声を修正しますが、別のUSB音声障害は継続しています。
60秒でわかる
Microsoftの9月14日付臨時更新は三つの9月更新後の不具合を修正しますが、USB音声の全問題を解決したわけではありません。
要点
- リモートデスクトップサービスの不安定化やサインイン失敗が修正対象です。
- Plan9で共有したWindowsホストのフォルダーが一部のHyper-V Linuxゲストから再び利用可能になります。
- 一部USB Audio Class 1.0機器の8チャンネル・3D音声は修正されましたが、Code 10や無音の別件は調査中です。
結論. Windowsの版と症状を公式文書で照合し、9月のすべての不具合が解消したと判断しないことが重要です。
Microsoftは9月14日、9月のセキュリティ更新後に生じた複数の障害を修正する臨時のWindows更新を公開しました。Windows 11 26H1の公式資料には、リモートデスクトップ、Hyper-V上のLinuxゲストとのフォルダー共有、一部USB多チャンネル音声が記載されています。ただしUSB音声の問題がすべて修正されたわけではありません。
修正対象は三つ
26H1向けの更新番号はKB5129194、OSビルド28000.2956です。Microsoftの更新履歴は25H2と24H2に別のKB5129195を示しています。機種のWindowsの版を確認せず、26H1用の番号をすべてのPCに適用してはいけません。
| 遠隔接続 | RDSが不安定になり、RDP接続やサインインに失敗したり、管理ツールが応答しなくなったりします。 |
|---|---|
| Linux仮想マシン | Plan9経由で共有したWindowsホストのフォルダーが、一部HCS管理ゲストで見えない、またはアクセスできない状態でした。 |
| USB多チャンネル | 一部のUSB Audio Class 1.0機器はステレオでは動き、8チャンネルや3Dモードで失敗していました。 |
残る音声の例外
Microsoftは多チャンネル音声の修正と別のUSB Audio Class 1.0障害を明確に区別しています。デバイスマネージャーにCode 10が出て機器を起動できない、音が全く出ない、音量やサウンド設定が応答しない症状です。9月14日付の資料はこの別件の解決策を検討中としています。
確認する手順
9月8日以降に障害が始まった端末や組織のPCでは、Windowsの版と正確な症状を記録し、該当する版のMicrosoft資料と照合してください。管理者は遠隔接続、仮想マシンの共有、音声を実環境に近い条件で検証し、未解決のUSB問題を引き続き追う必要があります。
The Vergeの独立報道も遠隔接続、Hyper-Vの共有、音声を臨時更新の主な対象として挙げています。今回の更新は限定的な修復であり、9月の全障害が終わった証拠ではありません。